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みんな言葉を持っていた★柴田保之

みんな言葉を持っていた<
著者:柴田保之
出版社:オクムラ書店
定価:2,520円

著者の柴田保之さんは、現役の國學院大學人間開発学部初等教育学科の教授をされています。

この本の -障害の重い人たちの心の世界- の副タイトルのように
言葉を話さないため、言葉を知らないのではないか、持っていないのではないかと思われている
人たちの心の中の言葉や、柴田先生とその人たちの交流、関わり、そして、どんな方法で言葉を引き出しているのかなど紹介がされています。

「僕のうしろに道はできる」の映画にも柴田先生は出演されていて、言葉を引き出されていました。
映画の中では、大きな取っ手のスイッチでパソコンを操作し、パソコンにある文字を選んでその文字をパソコンの音声が伝えるというような感じでした。また、筆談での紹介がされていました。

先生はそのほかにも、ハンドスキャンと言って、動かないところの筋肉の微妙な動きから言葉を紡ぐ方法を広められていて、先生以外にも、障害と言われる子供さんをお持ちのお母さんや、先生のお手伝いをされているかた等がハンドスキャンという方法で通訳をされています。
また、「きんこんの会」といって
障害を持っていても、意志や思いがあるそういう人たち同士が思いを伝え合う場を作り、1~2ヶ月に1度の割合で交流会を開催されています。

そういう人たちは、どんな言葉をもっていると思いますか?
この本に載っている詩を紹介します。


宮崎自生さん「苦労をかけた母に」という詩です

暗闇から見えてくる明るい光を私は待っている
暗闇の光はまだ見えないけれど私は信じている
少しだけ苦労してきたけれど 私の苦労は まるで苦労とは言えないくらい小さいもの
苦労してきたのは 本当は 悲しいけれど私の母だ
そういう苦労を乗り越えて私は今生きている
そういう苦労をまるで苦労と思わず 生きてきた母に私はいつも勇気をもらう
私の勇気をくれた母に 私も幸せを返したい
苦労をかけた母に言う
「ありがとう」
疲れてしまっても 望みを決して捨てなかった母は 手の中に私を抱えて歩んできた
望みを残して生きてきてくれて
望みを消さないで生きてきてくれて
いつも前を向いて私を導いてくれた母にありがとうと言います。

~~~~
見た目は、障害と言われるものを持っていない私たちと
親に感じる思いは、何も違いはないのだということをこの詩を読んで感じたことです。

たくさんの人の詩が掲載されていますが、
話すことはできなくても、話したいことはたくさんあるのだということ、
人間として人間としてという言葉がよく出てくることからも
伝えたいことがたくさんあるのだろうと感じました。











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プロフィール

横浜かっこ と ロサンゼルスぴろ と 浜松たーこ

Author:横浜かっこ と ロサンゼルスぴろ と 浜松たーこ
和子(かっこ)・・横浜市在住 弘子(ぴろ)・・California在住
直(たーこ)・・浜松市在住
石川県金沢市出身の姉妹・従兄同士の3人です。
すぐには会えない距離に3人はいますが、ブログを通じて
同じ思いのもとに何かがしたいと思えたこと不思議だなあと感じます。
見えない何かがあるのだなあと感じます。
本等を通して、誰かの大切な人のために、お手伝いができたらなと思っています。

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