私の私らしさを見つけたよ★溝呂木梨穂さんの詩集


溝呂木梨穂さんの詩集です。

きんこんの会という、コミュニケーションに困難を抱えている人たち自身の会があります。
國學院大學の柴田教授の研究室に数名の方が集まったのがきっかけとなり、2010年に誕生したそうです。

梨穂ちゃんは今20歳です。生後1ヶ月から脳障害となりましたが、回復する手立てはないかと探す毎日のなかで、山元加津子さんのメルマガと出会いその中で、國學院大學の柴田先生のことを知ったそうです。

梨穂ちゃんは、この詩集に、柴田先生の”素敵なやり方”に出会って私は勇気をもらいまいたから、こんな私でも詩を作っているということを解ってくれると嬉しいです。と書いています。

”素敵なやり方”とは、柴田先生のパソコンにあるあかさたな表とあかさたなの音声が同時にうごいていきます。柴田先生が梨穂ちゃんの手を握り、かすかな反応でスイッチを押して文字を広い会話を作っていく方法です。

その、素敵なやり方で、梨穂ちゃんの心の中にあった思いが詩となって、この詩集が出来上がりました。

その詩集に入っている詩をひとつ紹介します。

✿✿✿✿✿✿
言葉をなくした世界

なぜだろう
みんながもし私が言葉を話せていたら
出会うこともなかったはず
まるで私に言葉がないことが
いいことのようだ
みんな言葉のない私の心の声に
その耳を澄ませる
なぜだろう
私は言葉のないことが
幸せの入口のように思える
唯一の私の幸せへの通路は
わずかなわずかな言葉をなくしたことだ
よい私のドラマは
こうしてようやく始まった

✿✿✿✿✿

この詩集は、梨穂ちゃんのお母さん、溝呂木真理さんからいただきました。
多くの方に見ていただきたいとのことでした。

ご希望の方は、どうぞご連絡ください。

また、きんこんの会は2月に1度くらいのペースでたまプラーザの國學院大學で開催されます。
きんこんの会へ行かれると、よくわかると思うのですが、そこでされている通訳の方法は、ハンドスキャンと呼ばれている方法と、援助による筆談等があります。(通訳の方法は、まだたくさんあります)
お母さん方やボランティアの方でも、ハンドスキャンができる方もいらっしゃいます。
この方法をもっともっとたくさんの方ができるようになれば、話したくても言葉にできない人の手助けができます。
この会が、多くの人に知っていただいて広まっていくことを願っています。

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横浜かっこ と ロサンゼルスぴろ と 浜松たーこ

Author:横浜かっこ と ロサンゼルスぴろ と 浜松たーこ
和子(かっこ)・・横浜市在住 弘子(ぴろ)・・California在住
直(たーこ)・・浜松市在住
石川県金沢市出身の姉妹・従兄同士の3人です。
すぐには会えない距離に3人はいますが、ブログを通じて
同じ思いのもとに何かがしたいと思えたこと不思議だなあと感じます。
見えない何かがあるのだなあと感じます。
本等を通して、誰かの大切な人のために、お手伝いができたらなと思っています。

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